四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因は?

50代を中心に40~60代に発症する
肩の障害を五十肩と呼んでいます。

主な症状は以下のようなものです。

寝ている時に痛む
夜間痛
動かす事ができない
髪を結ぶことができない
手を腰の方まで回せない

四十肩・五十肩は正式な病名ではなく
正式には肩関節周囲炎といいます。

原因はよくわかっておらず
肩関節を構成している組織が
炎症を起こす事によって
運動制限や痛みが生じています。

ある程度の年齢で起きているので
老化による原因も考えられています。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の対処法は?

四十肩・五十肩は症状の進行で
対処法が変わってきます。

進行に応じて急性期、慢性期
回復期にわかれています。

痛みが出てから数週間は
急性期となります。

人によって差があるので
期間が難しいところですが

・何もしなくても痛い
・痛すぎて寝られない

などの症状が強い間は
急性期と考えられます。

動かさない
患部を下にして寝ない
冷房などで冷やさない
痛み止めの薬や注射
三角巾などで釣っておく

これらの対処法が有効です。

肩は他の疾病が隠れている事もあります。

まずは、病院で診断を受ける事が大切です。

慢性期から回復期

数週間経つと痛みが減ってきます。

急性期にちゃんとケアしないと
慢性期も痛みが続いているケースも
あります。

それでも、動かさない期間が長いと
肩関節が固まってしまうので
運動療法を行っていきます。

以下のメニューを行います。

患部を温める
動く範囲で動かし徐々に広げる
肩関節周囲の筋肉を鍛える
五十肩の体操を行う

上記のメニューを行う事で
徐々に改善していきます。

四十肩・五十肩の症状は
半年から1年くらいで改善し
2年くらいで関節の動く範囲が
8割型改善されていくと言われています。

ただ、痛いからといって
動かす範囲を拡げていかないと
その固まった場所で動かなくなります。

当院での施術は?

四十肩、五十肩の施術は
痛みの除去がメインではなく
動く範囲を広げる事となります。

肩の動く範囲が広くならないと
痛みは取れないからです。

また、四十肩、五十肩の多くは
月日が経てば自然に痛みは消失します。

ただ、いつ無くなるのかは
個人差がありますので
正直なところわかりません。

何もしないと痛みが無くなったころには
肩が動かなくなってしまう事も多いです。

ですから、定期的に施術をして
肩の動く範囲だけは
狭くならないようにしていきます。

そして、動く範囲が広がると
痛みが減るケースが多いので
結果的に痛みが無くなるのが早い印象です。

基本的に急性期の時は
何もしない方が良いのですが
来院された場合は鎮痛目的で
電気療法や超音波療法を行います。

痛みが強くなると
筋肉の防御反応が起こります。

すると、患部周辺の筋肉が
硬くなってしまうので
より痛みが強くなります。

ですから、炎症が起きてない
周辺の筋肉に対して
緊張を取るような施術を行います。

超音波や電気療法は
患部を動かさずに
筋肉を緩められます。

肩を動かさずに
筋肉を緩めることが出来るので
痛みなく施術できます。

また、四十肩、五十肩は
はり治療の適応疾患なので
はり治療を行うのも良いです。

回復期から慢性期は
積極的に肩を動かしていきます。

PNFストレッチや筋膜リリースで
原因となっている筋肉を緩めて
動かせる範囲を広げていきます。

肩の動かし方や
可動域を拡げるのが難しい人は
是非、一度当院へご相談ください。